演題

OP-137-1

成人鼠径ヘルニア術後難治性慢性疼痛に対する治療介入とその成績

[演者] 成田 匡大:1
[著者] 直原 駿平:1, 中西 宏貴:1, 菊池 志織:1, 佐治 雅史:1, 川口 清貴:1, 花田 圭太:1, 松末 亮:1, 畑 啓昭:1, 山口 高史:1, 大谷 哲之:1, 猪飼 伊和夫:1
1:国立病院京都医療センター外科

【背景】鼠径ヘルニア術後慢性疼痛は鎮痛剤内服でコントロールできない難治例もみられる。当院での鼠径ヘルニア術後難治性慢性疼痛例に対する治療と成績を報告する。【方法】成人鼠径ヘルニア術後3ヶ月以降に疼痛を主訴に外来受診し、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)の内服でも症状が改善しなかった難治性慢性疼痛8症例に対して、1)局所麻酔を疼痛部位に注射するトリガーポイントブロック(TPB)を、2)腸骨鼠径神経ブロックを、3)保存的加療無効例には手術(Triple neurectomy+メッシュ除去)を施行した。【結果】8症例とも男性であり、全て前方アプローチで修復されていた。TPBを4例に、腸骨鼠径神経ブロックを2例に施行し、2例は手術を施行した。TPB施行4例中3例と、腸骨鼠径神経ブロック施行2例中1例、手術を施行した2例はpain freeとなった。【結語】難治性慢性疼痛は対しては疼痛の種類による保存的加療の選択や手術等の積極的な治療介入が必要である。
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