演題

OP-136-7

局所麻酔下鼠径ヘルニア手術における併用鎮静薬としてのデクスメデトミジン塩酸塩の使用経験

[演者] 三品 拓也:1
[著者] 相場 利貞:1, 加藤 岳人:1, 平松 和洋:1, 柴田 佳久:1, 吉原 基:1, 青葉 太郎:1, 山口 直哉:1
1:豊橋市民病院一般外科

【背景】当科では局所麻酔下tension free法による鼠径ヘルニア修復を原則としている.これまで鎮静薬としてミダゾラム(以下M)静注を併用してきたが,新たに使用可能となったデクスメデトミジン塩酸塩(以下P)との比較を行うRCT(UMIN000013468)を施行中である.【方法】2013年12月から2014年8月までの当科における局所麻酔下片側鼠径ヘルニア予定手術にて,鎮静薬(M群35例, P群46例)を併用した.【結果】主な副作用は,呼吸抑制(M群/P群:54.3%/43.5%),徐脈(8.6%/23.9%),血圧低下(2.9%/19.6%),不穏(8.6%/0%)であった.術者の鎮静に対する満足度はP群で高い傾向(p=0.052)にあった.【結語】局所麻酔下鼠径ヘルニア手術において,デクスメデトミジン塩酸塩は安全に使用しうると考えられ,高い術者満足度が得られる可能性が示唆された.
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