演題

OP-136-6

当院における前方アプローチ(Open)法あるいは腹腔鏡を用いた鼠径ヘルニア根治術の検討

[演者] 塚本 雅代:1
[著者] 吉田 泰:1, 宮本 裕士:2, 村野 武志:1, 那須 二郎:1, 馬場 秀夫:2
1:熊本中央病院外科, 2:熊本大学消化器外科

2011年1月から2014年3月までに当院で鼠径ヘルニア根治術を施行した187例 について、鼠径法(Open)と鏡視下(Lap)又はKugel群とUHS群とで、背景因子として年齢、BMI、ヘルニア分類、手術時間を、治療成績として術後初期の疼痛、在院日数、再発を比較検討した。Open群が112例、Lap群が32例であった。Open法で22例(19.6%)、Lap法で13例(40.6%)の内鼠径ヘルニアを認め、Lap法で有意に多かった(p=0.0328)。手術時間の中央値はOpen法で51分、Lap法で1時間32分であり、Lap法で有意に長かった(p<0.0001)。治療成績は両群間で有意差を認めなかった。Kugel群が71例、UHS群が33例であった。両群間の背景因子に有意差はなかった。術後在院日数の中央値はKugel法で5日、UHS法で4日であり、UHS法で有意に短かった(p=0.0156)。術後疼痛に関してはKugel群でNRS(numeric rating scale)が低値を示す傾向にあった(p=0.0897)。鎮痛剤の使用、再発に関しては有意差を認めなかった。
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