演題

OP-136-2

TAPP術中所見からみた内側臍ヒダの解剖学的特性

[演者] 田澤 賢一:1
[著者] 河合 俊輔:2, 土屋 康紀:1, 松村 勝:3, 山岸 文範:1, 徳村 弘実:4, 塚田 一博:2
1:新潟厚生連糸魚川総合病院外科, 2:富山大学消化器・腫瘍・総合外科, 3:新潟労災病院外科, 4:東北労災病院外科

【目的】TAPP術中所見から内側臍ヒダとその周辺組織の解剖学的特性を明確化する。【対象】過去1.5年間にTAPP施行した57例の鼠径部ヘルニアを対象とし、平均年齢:70.3歳、性別は男45例、女12例。平均BMI値22.4。片側40例、両側17例。ヘルニアは右側でI:24例、II:7例、III:3例、IV:2例、病変なし:21例、左側でI:27例、II:9例、III:1例、IV:2例、病変なし:18例。【結果】内側臍ヒダは、右側で大:21例、中:21例、小:9例、萎縮:6例(血管索消失: 7/57)、左側で大:21例、中:16例、小:14例、萎縮:6例(血管索消失: 4/57)と、左右差はなく、同ヒダ萎縮、小型化は平均身長の低下を示した(p=0.057)。3cm以上の幅のある内鼠径窩は、右左ともに35/57例(61.4%)であった。正中臍ヒダは82.5%(47/57)で、小型化、萎縮を認め、巨大化、内側臍ヒダとの癒合を示した症例は7例(12.3%)のみであった。【まとめ】内側臍ヒダの多くは、大型中型を呈し、正中臍ヒダの大部分が萎縮を呈した。
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