演題

外側胸動静脈を温存したLateral tissue flapによるVolume replacement technique

[演者] 田邊 匡:1
[著者] 小海 秀央:1, 桑原 明史:1, 武者 信行:1, 坪野 俊広:1, 酒井 靖夫:1
1:済生会新潟第二病院外科

乳房外側病変の温存療法時に外側胸動静脈(LTA・V)を温存したLateral tissue flap(LTF)を作成Volume replacementする際、センチネルリンパ節(SN) とLTA・Vの位置を確認、損傷を回避する。本術式(LTF群)34例と乳腺弁での形成22例(対照群)計56例を検討した。【結果】SN とLTA・Vの関係は55例で判明、本幹近傍23例、分枝流入14例、本幹近傍かつ分枝流入14例、無関係4例であった。LTF群では手術時間166分(対照群110分)、出血量53ml(対照群40ml)、術後在院日数はAx例7.1日(対照群5.6日)、SNB例5.1日(対照群2.6日)であった。LTF群の整容性評価総点数は9.6点(対照群8.0点)、主観的評価は7.9点(対照群7.0点)、客観的評価は1.7点(対照群1.0点)であった。【結論】SN はLTA・V と近接する場合が多く、SNB時の損傷に注意を要する。LTA・V 温存のLTFを用いた乳房形成では、手術時間・在院日数延長、出血量増加を認めたが、整容性に関する主観的・客観的評価が向上した。
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