演題

OP-135-4

胃癌内視鏡非治癒切除後の追加外科切除の適応

[演者] 井田 智:1
[著者] 比企 直樹:1, 布部 創也:1, 大橋 学:1, 松田 達雄:1, 速水 克:1, 辻浦 誠浩:1, 古川 陽菜:1, 神谷 諭:1, 本多 通孝:1, 峯 真司:1, 渡邊 雅之:1, 佐野 武:1, 山口 俊晴:1
1:がん研有明病院消化器センター外科

【背景】早期胃癌への内視鏡切除(ER)は広く普及し,適応拡大病変にも施行されている。ER後追加外科胃切除(追加切除)標本におけるリンパ節転移とER切除標本の病理所見との関連を調べた。【対象と方法】2006年1月から2014年3月までに追加切除を行った早期胃癌218例(男:女=156:62,年齢中央値69歳)。深達度(SM2以深)・大きさ・組織型・脈管侵襲陽性・断端陽性の5項目のER非治癒因子とリンパ節転移を調査した。【結果】非治癒因子は深達度:大きさ:組織型:脈管侵襲陽性:断端陽性=106:47:42:85:28(症例の重複含)であり,109例(50%)に2項目以上の非治癒因子を認めた。追加切除標本でのリンパ節転移は14例(6.4%)であり全例が2個以上の非治癒因子をもち,有意にリンパ節転移が多かった(p<0.01)。その他の非治癒因子とリンパ節転移に有意差は認めず。【まとめ】非治癒切除となったER後標本で,複数個の非治癒因子をもつ症例はリンパ節転移の危険因子である。
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