演題

OP-134-5

胃癌におけるSentinel lymph node (SN)同定 ~どのSNを迅速病理検査に提出すべきか~

[演者] 星野 澄人:1
[著者] 須田 健:1, 片柳 創:1, 立花 慎吾:1, 太田 喜洋:1, 伊藤 一成:1, 幕内 洋介:1, 高木 融:1, 逢坂 由昭:1, 粕谷 和彦:1, 勝又 健次:1, 土田 明彦:1
1:東京医科大学 消化器外科・小児外科学分野

(目的)胃癌におけるSN同定の要点を検討した。(対象と方法)cT1/T2N0の胃癌229例(T1:188例、T2:41例)を対象。SN同定はRI単独法(99例)とRI色素併用法(130例)で行い、RIが流入したリンパ節(HN)、色素が流入したリンパ節(BN)をSNとした。リンパ節転移陽性例40例で転移陽性SNの転移形態と放射活性を比較検討した。(結果)SNは全例で同定、平均5.4個で、偽陰性4例、正診率は98.3%、転移リンパ節検出感度は90%。転移陽性SNにおける放射活性最高値は全症例でHN放射線活性5位以内であった。充実性の転移形態を示す転移陽性SNで有意に放射活性は低値で、偽陰性例の転移リンパ節も充実性転移でsN(+)であった。(結論)転移リンパ節は放射活性に変化が生じ、SN同定には慎重でなければならない。5個以上のSNの場合、少なくとも5個の迅速転移診断を必要とされることが示唆された。現状では術中転移診断でSN5個の提出およびRI色素併用法が推奨されると考える。
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