演題

OP-134-4

胃・大腸癌診療における術中超音波 elastographyの有用性について

[演者] 石川 正志:1
[著者] 浅野間 理人:1, 田代 善彦:1, 松山 和男:1, 大塩 猛人:1
1:四国中央病院外科

超音波elastographyによるLN節転移の診断能や腫瘤の硬さの評価について検討した。対象と方法 対象は胃癌22例、大腸癌32例の計54例。脂肪層と腫瘤およびリンパ節のひずみをそれぞれB、AとしてB/A比を算出しstrain ratioで客観的に評価した。また、術前CT所見、術中の視触診診断についても同様に病理診断と比較した。結果 LN転移は胃癌で12例、結腸癌で13例あり。LNのelastographyの比は胃癌症例では転移+で6.0±4.3、転移−で1.7±1.3であり、大腸癌ではそれぞれ6.4±4.3、2.1±1.1で有意差あり。elastographyのcut off値を2.0とするとLN転移の正診率は胃癌で96%、結腸癌で82%と他の診断法に比べ最も良好となった。結語 術中elastographyによりLN転移の診断能がさらに向上する可能性があり、至適術式の決定に役立つと思われる。
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