演題

OP-134-3

早期胃癌におけるリンパ節転移症例の腫瘍局在とリンパ節転移部位の関連性

[演者] 大久保 聡:1
[著者] 黒川 幸典:1, 宮崎 安弘:1, 高橋 剛:1, 山崎 誠:1, 宮田 博志:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【背景】早期胃癌における腫瘍占居部位とリンパ節転移部位の関連性について早期胃癌のpN(+)症例を用い検討した.【方法】対象は2001年1月から2013年12月までに胃切除術を行った早期胃癌709例.リンパ節転移の有無と関連する臨床病理学的因子を調べ,領域リンパ節を5つのbasinに分類し,腫瘍占居部位別に転移好発basinを検討した.【結果】709例の9.0%にリンパ節転移を認め,pT1aでは352例中3.1%であったのに対し,pT1bでは357例中14.8%であり有意差を認めた(P<0.001).pN(+)症例64例の占居部位別では,Uでは14例全例にLGAbasinに転移を認め,うち2例(14%)にPGAbasinの転移を認めた.その他のbasinには転移を認めなかった.M/L症例ではいずれのbasinにも転移症例があり,転移頻度の高いbasinはともにLGAbasinだった(M:73.7%、L:58.1%).【結語】pT1a では3.1%,pT1bでは14.8%にリンパ節転移を認めた.U症例ではLGA/PGA領域basin以外に転移することはほとんどないと考えられた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版