演題

OP-134-1

大弯線上にかかる胃上部進行癌におけるリンパ節郭清効果の検討

[演者] 渡邊 将広:1
[著者] 木下 敬弘:1, 芝崎 秀儒:1, 榎本 直記:1, 砂川 秀樹:1, 高田 暢夫:1, 杉田 静紀:1, 寺田 参省:1, 西田 俊朗:1
1:国立がんセンター東病院

[はじめに]病変が大弯にかかる場合の胃全摘+脾摘D2の長期予後とリンパ節郭清効果の検討を行った。[対象]1992年~2009年8月の期間の上記症例160例(R1・R2症例は除く)。[方法]全5年生存率を算出し、各リンパ節転移頻度と臨床病理学的因子の予後に与える影響を検討した。[結果]生存期間中央値:39.2か月,5生率:37.0%。各リンパ節の転移頻度:郭清効果index No.1=35.6%:10.3,No.2=17.5%:3.7,No.3=50%:13.9,No.4sa=13.1%:2.6,No.4sb=11.3%:3.75,No.4d=35.6%:7.8,No.10=16.9%:6.1。No.10リンパ節郭清効果indexはT1-3,腫瘍径10cm未満で相対的に高かった(それぞれ11.9,7.7)。[結語]今回の検討ではNo.10リンパ節に関しても一定の郭清効果があることが判明した。脾摘によるNo.10郭清は深達度T3までの10cm未満の腫瘍で最も効果が期待でき、それ以上進行した病変に対しては集学的治療を強化し予後向上を目指すべきと考えられた。
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