演題

OP-133-7

上部胃癌に対する脾摘の適応についての検討

[演者] 池田 篤:1
[著者] 滝口 伸浩:1, 鍋谷 圭宏:1, 早田 浩明:1, 外岡 亨:1, 貝沼 修:1, 趙 明浩:1, 斎藤 洋茂:1, 柳橋 浩男:1, 有光 秀仁:1, 小林 亮介:1, 知花 朝史:1, 所 為然:1
1:千葉県がんセンター消化器外科

胃癌に対する脾摘の意義について上部進行胃癌460例を対象として検討を行った。術式は脾温存293例、脾摘167例だった。35例に#10転移がみられた。#10転移陽性例は全例stageⅢ以上で、T4症例が多かった。転移陰性例と比較して腫瘍最大径が大きく、大彎側症例、3,4型、未分化型が多かった。大彎側病変、CY1、T4等が#10転移陽性の危険因子だった。大彎側以外の病変でR0手術を施行されたT3T4症例では脾摘の有無により予後に差はみられなかった。大彎病変では#10転移陽性例はT4、未分化型、CY1、3,4型、ly2.3等が有意に多かった。T4、3,4型等が独立した危険因子だった。大彎側病変においてもR0手術を施行されたT2-T4症例で脾摘の有無で予後に差はみられなかった。占拠部位にかかわらずR0手術では脾摘の有無で予後に差がみられず、大彎病変においても脾摘を省略できる可能性があり、今後施設データを集計した検討が必要である。
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