演題

OP-133-6

食道胃接合部腺癌に対する治療戦略

[演者] 牧野 洋知:1
[著者] 國崎 主税:1, 前澤 幸男:1, 木村 準:1, 高川 亮:1, 大田 貢由:1, 円谷 彰:1, 小坂 隆司:2, 小野 秀高:2, 秋山 浩利:2, 遠藤 格:2
1:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 2:横浜市立大学消化器・腫瘍外科

【目的】食道胃接合部腺癌に対する治療戦略を明らかにする。【対象と方法】1993年5月から2013年12月までの西分類での食道・胃接合部腺癌切除症例81例(E群(E, EG, E=G):22、G群(GE, G):59)に対し、予後規定因子を検討し、リンパ節郭清効果指数により郭清効果を検討した。【結果】多変量解析で、組織型(未分化型/分化型:HR2.581、p=0.038)、pN(+/-:HR4.036、p=0.020) が独立予後規定因子であった。分化型は血行性再発が多い傾向を認めた。郭清効果指数(転移陽性リンパ節3例以上)は全症例でNo.3/1/3/7/2=20.7/16.6/11.5/9.1の順で、E群ではNo.3/7/1/110/2=31.9/21.8/20.5/14.3/9.1、G群ではNo.3/1/2/7=19.7/18.5/9.0/7.7の順でNo.4d、5、6の郭清効果は0であった。【結語】西分類による食道胃接合部癌では、分化型は血行性再発が多いので、丹念なフォローアップ、有用性の高い化学療法の確立が必要である。No.4d,5,6の郭清は省略できる可能性が示唆された。
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