演題

OP-132-8

化学療法後症例における5-ALA-PDDを用いた播種診断能の評価

[演者] 岸 健太郎:1
[著者] 益澤 徹:1, 若杉 正樹:1, 鄭 光善:1, 種村 匡弘:1, 赤松 大樹:1, 藤原 義之:2, 杉村 啓二郎:2, 本告 正明:2, 矢野 雅彦:2
1:大阪警察病院外科, 2:大阪府立成人病センター消化器外科

<背景>化療後の播種診断は臨床上重要である。我々はδ-アミノレヴリン酸(5-ALA)を用いた光線力学的診断法(ALA-PDD)が微小腹膜転移の検出を向上させることを報告してきた。本研究では化療後症例におけるALA-PDDの癌診断能について報告する。<方法>手術適応の診断目的にてALA-PDD腹腔鏡検査を行った前治療のない進行胃癌患者69例中52例からの腹膜結節生検サンプル136検体および化療後症例38例中29例からの89検体を母集団とし、ALA-PDDの感度、陽性・陰性的中率を評価した。<結果>前治療なし群69例におけるPDDでの新規播種検出は7例、化療後群38例中では4例であった。前治療なし群、化療後群における感度は各々88%(79/89), 81.1%(30/37) (P=0.263)、ALA陽性的中率は76%(79/104), 58.9%(30/51)(P=0.039)、ALA陰性的中率は68.8%(22/32), 81.6%(31/38) (P=0.268)であった。<まとめ>ALA-PDDは化療後でも感度は維持できるが、偽陽性に留意が必要であった。
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