演題

OP-132-7

マウス胃癌腹膜播種モデルにおける低浸透圧療法の安全性と治療効果の検討

[演者] 有吉 要輔:1
[著者] 塩﨑 敦:1, 市川 大輔:1, 小菅 敏幸:1, 小西 博貴:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 小松 周平:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 藤原 斉:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科

胃癌腹膜播種再発は極めて予後不良であり、有効な治療法の開発が望まれる。今回、我々は胃癌細胞株によるマウス腹膜播種モデルを用いて蒸留水の腹腔内投与の安全性と腹膜播種に対する効果を検討した。マウスに対する蒸留水(DW)の腹腔内投与の安全性を評価したが、DWの腹腔内投与は腹膜及び腹腔内臓器に明らかな障害を与えなかった。MKN45胃癌細胞株をDWもしくはNaCl bufferで20分間preincubateした後にヌードマウスの腹腔内に投与し、腹膜播種の程度を評価したところ、DWにより播種結節の総数・総重量・総体積が有意に減少した。さらにMKN45細胞を腹腔内投与し、投与翌日よりDWもしくはNaCl bufferを3日間腹腔内投与し腹膜播種の程度を評価したところ、DWにより播種結節の総体積が有意に減少した。in vivoモデルにおいて、DW腹腔内投与の安全性を確認すると共に、低浸透圧刺激により胃癌播種性結節形成が抑制されることが明らかとなった。
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