演題

OP-132-5

microRNAを標的とした胃癌腹膜播治療標的の探索

[演者] 藏重 淳二:1
[著者] 美馬 浩介:1, 岩上 志朗:1, 江藤 弘二郎:1, 杉原 栄孝:1, 泉 大輔:1, 小澄 敬祐:1, 徳永 竜馬:1, 日吉 幸晴:1, 宮本 裕士:1, 坂本 快郎:1, 馬場 祥史:1, 吉田 直矢:1, 杉町 圭史:2, 三森 功士:2, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科, 2:九州大学病院別府病院外科

背景:われわれは、胃癌腹膜播種モデルマウスを用いて、腹膜播種性転移に有意に働き、胃癌患者の予後を規定するmicroRNA(miR)を治療標的と考えその探索を行った。方法:腹膜播種性転移細胞株および親株においてmiR arrayによる発現比較を行い、臨床検体においても腹膜播種と予後を規定するmiRの同定を行った。結果:腹膜播種性転移細胞株においてmiR-200 familyとlet-7cが有意に低発現しており、miR-200b、let-7cは、臨床検体においても胃癌腹膜播種症例で低発現しており、低発現群は予後が有意に不良であった。in vivoにて、miR-200bおよびlet-7cの発現を上昇させると、腹膜播種モデルマウスにおける播種結節の数が有意に減少した。まとめ: miR-200およびlet-7補充療法が、胃癌腹膜播種の治療法として有望であることが示唆された。
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