演題

OP-132-2

in silico解析による胃癌の腹膜播腫を規定するドライバー遺伝子の同定

[演者] 南原 翔:1
[著者] 藏重 淳二:2, 長谷川 嵩矩:3, 新井田 厚司:4, 小松 久晃:1, 齋藤 衆子:1, 上田 正射:1, 崎村 正太郎:1, 平田 秀成:1, 内 龍太郎:1, 高野 裕樹:1, 井口 友宏:1, 江口 英利:1, 新田 吉陽:1, 杉町 圭史:1, 柳原 五吉:5, 前原 喜彦:6, 三森 功士:1
1:九州大学病院別府病院外科, 2:熊本大学消化器外科, 3:京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター, 4:東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター, 5:国立がん研究センター研究所 早期・探索臨床研究センター, 6:九州大学消化器・総合外科

【背景】胃癌の生命予後をきめる腹膜播腫の早期診断または治療の標的分子が求められている。特に包括的変異解析によるドライバー遺伝子が求められている。【方法】『胃癌腹膜播種のマウスモデル』と『ヒト胃癌200症例』におけるWES/SNP/遺伝子/メチル化アレイの4データベースについてスパコンを用いた包括的統合的数理解析により、CXCR7・CXCL12を同定した。当科196例胃癌臨床検体でRTPCR法にて発現の意義を確認した。腹膜播種性転移細胞株58As9でCXCR7をshしin vitroに機能、in vivoにCXCR7阻害剤の効果について確認した。【結果】CXCR7高発現群は、低発現群に比べ有意に予後不良であり、遠隔転移症例が有意に多かった。58As9CXCR7sh株では腫瘍増殖能、遊走能、浸潤能は有意に低下した。CXCR7阻害剤は有意に播種を抑制した。【結語】CXCR7過剰発現は胃癌腹膜播腫のbiomarker、CXCR7阻害剤は胃癌腹膜播腫阻害剤として期待される。
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