演題

OP-132-1

ANGPTL4とLOXL2はスキルス胃癌腹膜転移に関わる遺伝子の可能性がある

[演者] 馬塲 耕一:1
[著者] 北島 吉彦:2, 三宅 修輔:1, 中村 淳:1, 柳原 五吉:3, 田中 智和:1, 池田 貯:1, 能城 浩和:1
1:佐賀大学一般・消化器外科, 2:国立病院東佐賀病院, 3:国立がん研究センター

背景;これまで我々はHIF-1αがスキルス胃癌腹膜転移に必須であり、また、腹膜転移がリンパ行性転移の可能性があることも報告してきた。目的;胃癌腹膜転移がリンパ管を介して腹膜転移を引き起こすかを示すこと、また、リンパ管新生・浸潤を誘導するスキルス胃癌特異的遺伝子を抽出することを目的とした。方法;スキルス胃癌細胞株58As9, 44As3とコントロール細胞株MKN45, MKN74を、マウスに同所移植を行い、胃腫瘍内リンパ管新生・浸潤を免疫染色で比較した。また、低酸素誘導される遺伝子をMicroarrayで比較した。結果;胃腫瘍において58As9、44As3はMKN45、MKN74 に比し、リンパ管新生・浸潤ともに多かった。また、前者で共通に低酸素誘導を受ける遺伝子を抽出し、その中で後者に低酸素誘導能がない遺伝子を抽出すると、ANGPTL4とLOXL2であった。結語;ANGPTL4、LOXL2はリンパ管新生・浸潤を活性化させ、経リンパ管的に腹膜転移を起こす可能性が示唆された。
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