演題

OP-131-7

当院における残胃癌治療成績と治療戦略

[演者] 藤本 拓也:1
[著者] 吉野 茂文:1, 飯田 通久:1, 鈴木 伸明:1, 武田 茂:1, 上野 富雄:1, 硲 彰一:1, 岡 正朗:2
1:山口大学消化器・腫瘍外科, 2:山口大学

1992年~2013年に経験した幽門側胃切除術後残胃癌43症例について検討した。結果 初回手術の再建法はB-Ⅰ:18例: B-Ⅱ:24例R-Y:1例。今回治療は手術:34例、ESD:9例。深達度T1症例は20/43例(46%)で、肉眼型は隆起型が多く(12/20例、60%)、組織型は分化型が多い(17/20例、85%)傾向で、5年生存率は85%と良好であった。T2以深症例は全例で残胃全摘出術が施行されたが、8/23例(35%)が非治癒切除となり、5年生存率は25%と不良であった。T2以深症例ではリンパ節転移を12/23例(50%)に認め、旧2群リンパ節の部位別転移率は#7-9% #8a-9% #9-4% #10-21% #11-9% #J1,J2-35%で、#10 #J1,J2に高率に転移を来していた。考察・結語 進行例も多く、非治癒切除の割合が高い一方で、胃癌術後の経過観察中に発見されたT1症例は予後良好であり、早期発見が重要と考えられた。T2以深の症例は胃周囲リンパ節に加え#10 #J1,J2に転移が多く、郭清の重要なポイントとなり得る。
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