演題

OP-131-6

当院における残胃癌に関する検討

[演者] 藤森 喜毅:1
[著者] 小嶋 一幸:2, 井ノ口 幹人:1, 大槻 将:1, 佐藤 雄哉:1, 小林 建太:1, 谷中 淑光:1, 樋口 京子:1, 冨田 知春:1
1:東京医科歯科大学胃外科, 2:東京医科歯科大学低侵襲医学研究センター

【目的】当院で経験した残胃癌に関する臨床病理学的特徴および治療成績について検討した。【対象】1999~2014年に治療した残胃癌57症例で、男:女=49例:8例、平均年齢は68.6歳。手術(残胃全摘)群が39例、内視鏡的治療(ESDあるいはEMR)群が18例。【結果】内視鏡的治療群は、初回治療からの平均期間は約4年、全例で治癒切除が得られた。手術群は、平均期間は約22年で、初回治療時良性が19例、悪性が20例、局在は断端縫合部(S):断端吻合部(A):非断端部(O):残胃全体(T)=4例:8例:24例:3例であった。5例は腹腔鏡下胃全摘術を施行した。Stage別ではIA/IB=22例、IIA/IIB=9例、IIIA/IIIB/IIIC=6例、IV=2例。5例が再発死亡し、29例は再発なく経過、手術群の3年生存率は62%であった。【まとめ】早期残胃癌に対する治療成績は、内視鏡治療、手術ともに良好で、胃切除後の経過観察が重要であり、症例により腹腔鏡下手術も選択肢になりうることが示唆された。
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