演題

OP-131-5

噴門側胃切除後における再建法別のQOL比較に関する検討

[演者] 石山 廣志朗:1
[著者] 野村 尚:1, 蓮沼 綾子:1, 佐藤 多未笑:1, 福島 紀雅:1, 飯澤 肇:1
1:山形県立中央病院外科

【目的】噴門側胃切除後の再建については一定の見解は得られていない。今回我々は観音開きによる食道残胃吻合(以下EGK)・double tract再建(以下DT)のQOLを比較検討。【対象と方法】2006年から2012年までに施行したEGK53例、DT47例、胃全摘(以下TG)78例。この3群間で術後1年目の栄養面や食事量等のQOLを比較検討した。【結果】リンパ球数・ヘモグロビン値はEGK・DTがともにTGより有意に高い結果だった。総タンパク・アルブミン値についてはEGKがTGより有意に高い結果だった。QOLに関しては、体重減少量についてはEGKがDT・TGよりも有意に低い結果だった。1回食事量について、EGKはTGよりも有意に多かったが、DTとEGK間で有意差は認めなかった。逆流症状・つっかえ感・ダンピングについては3群間で有意差は認めなかった。【結語】EGK・DTともに栄養面に関してはTGより有用と思われた。さらにEGKはDTよりもQOLに関して有用である可能性が示唆された。
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