演題

OP-130-6

胃癌に対する腹腔鏡下胃全摘術と開腹胃全摘術の短期および長期治療成績比較

[演者] 志田 敦男:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 川村 雅彦:1, 岩崎 泰三:1, 藤崎 宗春:1, 村上 慶四郎:1, 高橋 直人:1, 石橋 由朗:1, 中田 浩二:1, 小村 伸朗:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【背景と目的】腹腔鏡下胃全摘術 (LTG) の治療成績を明らかにするため、解析を行った。【対象と方法】開腹胃全摘 (OTG) 54連続症例とLTG 103連続症例を比較した。短期成績として、周術期合併症の有無、手術時間、術中出血量、術後在院日数、術後1日目と3日目の白血球数 (WBC)、血清CRP値、血清総蛋白 (sTP)、そしてドレーンアミラーゼ値 (dAMY) を、長期成績として、無再発生存期間と全生存期間を比較した。【結果】手術時間は有意にLTG群が長く、術中出血量は有意にOTG群が多かった。また、術後在院日数は有意に OTG群が長かった。術後の血液生化学データで有意差が認められたのは、術後1日目と3日目のsTP および、術後1日目と3日目のdAMY の4項目であった。無再発生存期間と全生存期間においては有意差は認めなかった。【結論】LTG は術中出血量が少なく、術後合併症は差を認めず、術後長期生存期間も遜色ない結果であった。LTGは優れた術式と考えられた。
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