演題

OP-130-5

T2(MP)/N1(StageIB/IIAの一部)胃癌に対する腹腔鏡・開腹手術の治療成績の比較検討

[演者] 菅野 元喜:1
[著者] 青山 太郎:1, 鎌田 泰之:1, 西川 徹:1, 八木 大介:1, 前田 敏樹:1, 服部 泰章:1, 福井 泉:1
1:杉田玄白記念公立小浜病院外科

2010年以降T2(MP)/N1(c-StageIB/IIAの一部)胃癌のうち本人が希望しD2腹腔鏡下手術を施行した20例と開腹定型手術を施行し16例の治療成績を比較検討した。(結果)両群の臨床病理学的背景因子に差はなく、腹腔鏡群では4例にstage migrationを認めたがすべてR0で無再発生存中。一方、開腹群では3例にstage migrationを認めR0ではあったが1例で2年後に腹膜再発(por1,T4a(SE),N3a,p-StageIIIC)、1例で3年後に肝転移(tub1,T3(SS),N1,p-StageIIB)を認めた。両群の根治度・再発生存率に有意差はなかった。ただし、有意差はなかったが腫瘍最大径(4.5±2.3/6.5±4.2cm;p=0.08)は腹腔鏡群<開腹群であった。(まとめ)観察期間が最長5年とまだ十分とはいえず、腫瘍長径が腹腔鏡群で小さ目であったため今後の治療成績の集積が必要と思われるが、T2(MP)/N1(c-StageIB/IIAの一部)胃癌もD2腹腔鏡下手術の適応範囲となり得ることが期待された。
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