演題

OP-130-4

開腹胃切除術における超音波凝固切開装置(ハーモニック)使用の有用性に関するランダム化比較第Ⅱ相臨床試験

[演者] 川端 良平:1
[著者] 瀧口 修司:2, 山本 和義:3, 木村 豊:4, 今村 博司:5, 吉川 正人:1, 藤田 淳也:6, 田村 茂行:7, 藤谷 和正:8, 森 正樹:2, 土岐 祐一郎:2
1:大阪労災病院外科, 2:大阪大学消化器外科, 3:国立病院大阪医療センター外科, 4:市立堺病院外科, 5:市立豊中病院外科, 6:NTT西日本大阪病院外科, 7:関西労災病院外科, 8:大阪府立急性期・総合医療センター外科

【目的】開腹胃癌手術におけるハーモニックの有用性を検証する。【方法】開腹手術を受ける胃癌症例(cStageⅠA-ⅢB)を対象とし、ハーモニック使用の有無に関する多施設共同ランダム化比較第Ⅱ相臨床試験を実施した。主要評価項目:標本摘出までの手術時間、副次評価項目:手術時間、出血量、合併症発生割合。【結果】123名がハーモニック群、114名が非使用群として解析された。背景因子(性別、年齢、BMI、臨床病期)、手術因子(術式、廓清度など)に関して2群間で有意差はなかった。標本摘出までの手術時間、出血量はハーモニック群が141±36分、365±293mlで、非使用群が147±13分、336±272mlで有意差はなかった(p=0.243、0.434)。合併症発生率もハーモニック群で26.8%、非使用群で17.5%であり、統計学的有意差はなかった(p=0.085)。【結語】手術時間や出血量といった手術アウトカムに関して、開腹胃癌手術ではハーモニック使用の有用性は検出されなかった。
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