演題

OP-130-3

放射線化学療法後の開腹胃切除における手術手技の工夫

[演者] 新海 政幸:1
[著者] 古河 洋:1, 田中 裕美子:1, 曽我部 俊介:1, 錦 耕平:1, 牧野 知紀:1, 岩間 密:1, 白石 治:1, 今野 元博:1, 今本 治彦:1, 奥野 清隆:1, 安田 卓司:1
1:近畿大学外科

[はじめに]予後不良な大型3型、4型胃癌に対し、放射線化学療法を導入。放化療法後の手術経験(13例)から手術手技の留意点と工夫を供覧。[1]網嚢切除・#14vの郭清結腸間膜前葉の剥離に連続し膵頭部から膵体部の被膜の剥離を行う際に被膜剥離が困難で出血をきたしやすい。[2]#12a及び膵上縁のリンパ節郭清放化療後で膜そのものの瘢痕化が強く、剥離層の判別が困難。動脈壁を露出する層での郭清手技が必要。[3]膵脾の脱転、膵温存脾合併切除胃全摘と伴に脾臓を合併切除。膵後面に存在するToldt筋膜の層で剥離し、膵臓を受動脱転する。[4]横行結腸、横行結腸間膜合併切除放化療後の瘢痕化で網嚢切除が困難な症例を経験したこと、後腹膜浸潤の防止目的に現在、4型は全胃をくるむ様に横行結腸、横行結腸間膜、網嚢、脾臓を一塊にして切除。[結語]13例全例に胃全摘術D2郭清を施行、重篤な合併症や在院死は認めなかった。
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