演題

OP-130-2

胃癌手術における左副肝動脈切離の安全性に関する検討

[演者] 川端 俊貴:1
[著者] 村上 智洋:1, 松本 知拓:1, 尾崎 裕介:1, 宮崎 真一郎:1, 菊池 寛利:1, 平松 良浩:1, 馬場 恵:1, 太田 学:1, 神谷 欣志:1, 坂口 孝宣:1, 海野 直樹:1, 今野 弘之:1
1:浜松医科大学第二外科

【目的】胃癌手術に対しMDCTを用い血管破格を検討すると,左胃動脈からの左副肝動脈分岐が多く,胃癌手術では,肝血流重視ならリンパ節を分断し動脈を温存,リンパ節転移を疑う場合は切離する.胃癌手術時の左副肝動脈切離を,肝機能障害を起こさずに安全に施行できる条件を検討した.【対象と方法】2009.12月〜2014.8月,当院での腹腔鏡下胃切除術128例を対象.左副肝動脈の有無と置換的・付加的の別,切離の有無,術後肝機能障害などを検討.左副肝動脈は16例に存在.CTで左肝動脈がない置換的左副肝動脈(rLHA)13例,左肝動脈がある付加的左副肝動脈(aLHA)3例であった.aLHAは全例,rLHAは郭清上必要でかつ比較的細い場合に切離していた.aLHA, rLHA切離群ともに重度な肝機能障害は無し.rLHA切離群の術前CTを再調査すると,中肝動脈を全例に認めた.【結論】rLHAと判断した症例でも中肝動脈が存在すれば,rLHAの切離による肝機能障害は生じない可能性が考えられた.
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