演題

OP-129-6

高齢者あるいは多重合併症を有する食道癌ハイリスク患者に対する2期分割手術の治療成績

[演者] 岡田 尚也:1
[著者] 藤田 武郎:1, 佐藤 琢爾:1, 眞柳 修平:1, 金森 淳:1, 大幸 宏幸:1
1:国立がん研究センター東病院食道外科

【はじめに】 当科では80歳以上の超高齢者や耐開胸性はあるが多重合併症を有する食道癌ハイリスク患者に対して、術後の社会復帰までを見据えた治療戦略としてがん切除と再建術を分けて行う2期分割手術を導入している。1期目の食道切除前に内視鏡下に胃瘻(PEG)を造設し、2期目再建手術までの待機期間は一時退院し、ADLを維持しつつ再建手術を行うことで、社会生活への早期復帰を促している。【症例】 2011年6月から2014年8月までに高齢あるいはハイリスクのため2期分割手術を行った症例は46例であった。そのうち26例に胸腔鏡食道切除術を行った。【結果】 平均年齢は75歳。1期目と2期目それぞれの術後全合併症率は23.9/69.6(%)、在院日数は19/39日、ともに手術関連死亡は認められずなかった。【結語】 切除と再建術を分けて行う2期分割手術は、超高齢者や多重合併症を有するハイリスク症例を手術適応とした術式として安全に施行しうると考える。
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