演題

OP-129-4

超高齢者(80歳以上)における食道癌治療の検討

[演者] 高橋 一剛:1
[著者] 加藤 卓也:1, 原野 雅生:1, 井谷 史嗣:1, 吉田 一博:1, 佐藤 太佑:1, 丁田 泰宏:1, 徳本 憲昭:1, 金澤 卓:1, 松川 啓義:1, 小島 康知:1, 塩崎 滋弘:1, 岡島 正純:1, 二宮 基樹:1, 大野 聡:2
1:広島市立広島市民病院外科, 2:福山市民病院外科

背景:治療方針に難渋することが多い高齢者食道癌の治療戦略について検討した.対象/目的:2011年1月から2013年12月までの食道癌症例265例中,初診時80歳以上であった32例(12.1%).患者背景,治療方針,完遂率,合併症,予後について検討した.結果:男:女=24:8.平均年齢は83.8歳(80-94).PSは0-1/2/3=36/2/3例.併存疾患を81%(26例)に認めた.臨床病期は0/Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳa/Ⅳb/不明=9/3/5/4/4/5/2例.治療方針はESD/手術/CRT/RT/無治療=7/4/4/8/9例.手術は縮小手術を施行した.CRTは全例で治療を完遂したが,2例(50%)がnonCRであった.RTでは5例(62.5%)が症状緩和目的であり,3例(37.5%)が合併症のため治療中止となった.治療症例で合併症を56%(13例),うち肺炎を6例認めた.転帰は生存/原病死/多病死/不明=10/6/4/3例.生存期間中央値は449日(97-1207).考察:標準治療が可能な症例は少なかった。合併症として肺炎が多く,誤嚥の予防が合併症減少や予後延長に寄与すると考えられた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版