演題

OP-129-1

75歳以上の高齢食道癌症例に対する縦隔鏡補助食道切除胃管再建術症例の検討

[演者] 伊地知 徹也:1
[著者] 奥村 浩:1, 内門 泰斗:1, 尾本 至:1, 惠 浩一:1, 喜多 芳昭:1, 上之園 芳一:1, 有上 貴明:1, 大脇 哲洋:2, 盛 真一郎:1, 石神 純也:1, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科, 2:鹿児島大学離島へき地医療人育成センター

【目的】高齢者に対する縦隔鏡補助食道切除術について検討した.【対象と方法】2003年から2012年に、75歳以上の高齢者に対し縦隔鏡補助下食道切除胃管再建術が施行された23症例の治療成績について検討した.【結果】男女比は20:3,平均年齢は79.2歳.深達度はcT1:12例,cT2:6例,cT3:5例で,cN0:15例,cN1:8例(頸部4例,腹部4例).術前合併症は,呼吸器9例,循環器6例,頭部血管障害4例.術後合併症は5例(21%)に認め,縫合不全3例,反回神経麻痺1例,肺炎1例.術後再発は4例(17%)に認められ,縦隔リンパ節転移再発2例は,化学放射線療法による治療後42か月死亡,65か月生存中.肝,肺転移再発が各1例で,生存期間は化学療法施行後24カ月,5カ月であった.累積3年生存率81%,5年生存率68%と良好であった.【結語】縦隔鏡補助下食道切除術は高齢者に対して重篤な合併症を回避でき,予後も期待できる術式であると考えられた.
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