演題

OP-128-7

酸化ストレス測定による食道癌手術侵襲の評価

[演者] 大脇 哲洋:1
[著者] 尾本 至:2, 奥村 浩:2, 内門 泰斗:2, 喜多 芳昭:2, 恵 浩一:2, 松本 正隆:2, 佐々木 建:2, 石神 純也:2, 上野 真一:2, 川崎 洋太:2, 夏越 祥次:2
1:鹿児島大学地域医療学, 2:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科

食道癌手術患者の血清中酸化ストレス値(Reactive Oxygen Metabolites derived compounds: d-ROMs)・抗酸化力値(Biological Antioxidant Potential: BAP)を測定し、手術侵襲の定量化を試みる。【対象・方法】食道切除術食道癌患者25名。右開胸開腹13例、胸腔鏡下食道切除8例、食道抜去4例。術前化学放射線療法(NACRT)11例、術前化学療法6例、術前加療なし8例。術前加療、術式、手術時間、出血量、術後合併症、術前・術直後・術後1/3/7日目のd-ROM、BAP、生化学等を測定。【結果】出血量は、術直後・術後1/3/7日目のd-ROM、BAP/d-ROM、術直後の総蛋白・AT-3と有意な相関あり(Pearson相関分析: p =0.001-0.029)。術式では、d-ROM・BAPとの関係は証明されなかったが、NACRTと加療なし症例との比較においては、術後1日目のBAP/d-ROM値は有意にNACRTが低値(p=0.024: t検定)。【結論】酸化ストレスの測定は、手術侵襲度の評価となり得る可能性が示唆された。
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