演題

OP-128-5

当科における食道癌根治切除術後頻脈性不整脈の発生要因とその対応

[演者] 鴻巣 正史:1
[著者] 岩谷 岳:1, 秋山 有史:1, 塩井 義裕:1, 西塚 哲:1, 新田 浩幸:1, 大塚 幸喜:1, 柏葉 匡寛:1, 肥田 圭介:1, 佐々木 章:1, 水野 大:1, 木村 祐輔:2, 若林 剛:1
1:岩手医科大学外科, 2:岩手医科大学緩和医療学科

食道癌根治術後の頻脈性不整脈発生要因、及びその対応法や経過をretrospectiveに検討した。対象は2012年1月~2014年6月に施行の食道癌根治術53例。年齢(中央値)64歳 、男:女=42:11、主占居部位Ut/Mt/Lt/Ae=6/37/9/1、StageI/II/III/=12/22/19。術後頻脈性不整脈は11例(心房細動:8、洞性頻脈:3)に認められ、単変量解析、多変量解析共に循環器疾患既往有り、出血量(361ml以上)が発生因子となった。頻脈性不整脈発症例に対して全例に短時間作用型β1ブロッカーが投与され頻脈に対応されていた。投与開始量(以下、平均値)4.57μg/kg/min、持続投与量4.31μg/kg/min、持続投与時間73.3hであった。投与開始1時間後で有意に脈伯低下を認めていた(投与開始時 120/min, 投与1時間後 94/min, p=0.011)。 心房細動症例では5.1hで洞調律への復帰が認められた。β1ブロッカー投与後に臨床的に有害となる血圧低下や他の合併症は認められなかった。
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