演題

OP-128-3

胸部食道癌手術後肺炎に対する対策と取り組み

[演者] 成宮 孝祐:1
[著者] 太田 正穂:1, 工藤 健司:1, 佐藤 拓也:1, 白井 雄史:1, 山本 伸:1, 井上 雄志:1, 大木 岳志:1, 山田 卓司:1, 谷口 清章:1, 井手 博子:1, 大杉 治司:2, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科, 2:大阪市立大学消化器外科

(はじめに)胸部食道癌に対する根治的治療は、高率に術後合併症を併発する。術後肺炎の合併症軽減を目的として、開胸創の縮小、呼吸器サポートチームの導入をおこなってきた。(目的)術後肺炎の軽減のための取り組みと成績について検討した。(方法)2005年までに施行された554例と2006年以降の304例につき成績を比較検討した。(術式と周術期管理方法)開胸例の広背筋の温存、鏡視下手術の導入、術中の気管切開、ミニトラッツクの挿入、(1)術前からの呼吸訓練、禁煙指導、呼吸器管理、喀痰排出訓練(2)感染予防として術後の感染症予防のための口腔内ケアーを導入した。(結果)術前呼吸機能障害が21.1%から34.3%。合併症発生率は30.0%から26.2%、術後肺炎は7.9%から4.1%、手術関連死亡は3.6%から1.4%へと減少した。(結論)手術死亡率の軽減のためには、術後肺炎の発生率の低下が重要であり、術式の工夫とチーム医療の導入は必要不可欠である。
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