演題

OP-127-5

食道癌胸腔鏡下手術における術後経腸栄養の有用性についての検討

[演者] 武居 友子:1
[著者] 竹内 裕也:1, 小倉 正治:1, 福田 和正:1, 中村 理恵子:1, 高橋 常浩:1, 和田 則仁:1, 川久保 博文:1, 才川 義朗:1, 大森 泰:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

【対象・方法】胸腔鏡併用食道切除術が施行された50例を, 経静脈栄養群25例と経腸栄養群25例にランダムに割り付けを行い, 術後10日目のプレアルブミン値, 術後14日目の体重減少率, 術後合併症を主要評価項目として検討した. 【結果】開胸手術へ移行した1例および術中合併症を生じた2例を除外し, 経静脈栄養群23例と経腸栄養群24例を検討した. 術後14日目の体重減少率は経静脈栄養群で5.1%, 経腸栄養群で2.9%と有意に抑制された(p=0.02). 術後10日目のプレアルブミン値は経静脈栄養群で21.0mg/dl, 経腸栄養群で18.4mg/dlと有意差はなく(p=0.257), 術後合併症についても有意差は認めなかった. 術後経腸栄養による, 入院期間の短縮や血糖値の改善は認められず, 経静脈栄養群の2例において経鼻カテーテルによる経管栄養を要した.【結論】食道癌胸腔鏡下手術における術後経腸栄養では, 体重減少の抑制が認められた.
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