演題

SY-5-4

組織欠損を伴う重症下肢虚血に対する血行再建後の創傷治癒規定因子

[演者] 岡崎 仁:1
[著者] 隈 宗晴:1, 石田 勝:1
1:小倉記念病院血管外科

(目的)血行再建後の創傷治癒に影響を与える因子を検討する。(対象)2009年—2012年の期間、EVT/外科的血行再建が行われた組織欠損を伴うCLI 283例347肢。(方法)創傷治癒達成率を算出し、創傷治癒に対する危険因子を比例ハザード分析により検討した。(結果)初期治療として172肢に対してEVT(EVT-first)、175肢に対して外科的血行再建(ハイブリッド含む、Surgery-first)が行われた。EVT-first 172肢中91肢、Surgery-first 175肢中69肢に対して再治療または追加治療が行われた。再閉塞などで最終的に血行動態改善を維持できなかったものは32肢であった。創傷治癒達成率は1年67.9%, 2年81.2%で、創傷治癒に関わる危険因子はEVT first、透析、Rutherford 6病変であった。(結論)透析患者で広範な組織欠損を伴う場合はEVT firstよりも効果的かつ短期間で創傷治癒を達成できる可能性のあるSurgery firstのほうが望ましいと考えられる。
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