演題

OP-127-4

胸部食道癌手術の周術期早期回復プログラムのアウトカムと心肺運動負荷試験による評価

[演者] 佐藤 弘:1
[著者] 高瀬 健一郎:2, 鷲尾 真理愛:2, 椙田 浩文:2, 竹下 宏樹:2, 阿南 勝宏:2, 岡 伸一:2, 桜本 信一:2, 牧田 茂:3, 小山 勇:2
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科, 2:埼玉医大国際医療センター消化器外科, 3:埼玉医大国際医療センターリハビリテーション科

【はじめに】胸部食道癌に対しての周術期早期回復プログラムの体力的な評価からみた効果は明らかでない.【目的】胸部食道癌に対する周術期早期回復プログラムのアウトカムを明らかにすること.【対象と方法】胸部食道癌手術を施行した30名を対象.プロトコールは,術当日に手術室で気管内チューブを抜管.術後第1病日(POD1)から経腸栄養と歩行を開始し,術後第6病日の経口摂取開始を目標.そのアウトカムをretrospectiveに評価.【結果】術後平均入院期間24.7(8-107)日.術後合併症10例(33%).術後肺炎1例(3.3%).術後30日以内の再入院1例(3.3%).peakVO2(mL/kg/min)は術前21.9±4.4,術後17.0±3.7(p<0.01), AT(mL/kg/min) は術前12.6±2.2, 術後11.3±1.7 (p<0.01).【結論】このプログラムは術後肺炎や再入院率は少なく,有効.退院時の耐容能は,peakVO2より算出すると4.9メッツであり,QOLの高い生活を送るには不十分なレベル.
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