演題

OP-127-1

Modified ERASプロトコールに基づいた食道癌手術周術期管理

[演者] 尾形 高士:1
[著者] 幕内 洋介:1, 瀬上 顕貴:1, 川邉 泰一:1, 林 幹也:1, 佐藤 勉:1, 立花 慎吾:2, 逢坂 由昭:2, 土田 明彦:2, 長 晴彦:1, 吉川 貴己:1
1:神奈川県立がんセンター消化器外科, 2:東京医科大学外科学第三講座

【はじめに】ERASとはエビデンスに基づき作成された術後回復能力強化プログラムである。我々はさらに徹底した除痛、離床の促進、経腸栄養と腸管蠕動のバランスを考慮したmodified ERAS(以下mERAS)を実践している。【方法】2011年1月以降の胸部食道癌手術136例を対象に、mERAS導入による人工呼吸器離脱日数、術後離床開始日数、経口摂取開始日、術後在院日数、在院死亡の変化を、2009年11月までの29例と比較検討する。【結果】2例を除き術翌日に抜管、中央値で術後離床開始日1日、経腸栄養開始日1日、経口摂取開始日6日、術後在院日数15日、在院死亡1例、といずれもmERAS導入以前(4日、2日、経腸栄養なし、15日、29日、2例)に比し有意に減少。術後歩行距離POD1:130m、POD2:322m、POD3:509m、GFO/経腸栄養完遂率87%/90%、腸管蠕動モニターで経腸栄養の安全性が確認された。【結語】mERASに基づいた食道癌手術周術期管理は、術後の早期回復に寄与する。
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