演題

OP-126-7

反回神経麻痺の低減を目指した胸腔鏡下食道切術の定型化と工夫

[演者] 中村 哲:1
[著者] 秋山 真吾:1, 向山 順子:1, 石田 諒:1, 西 将康:1, 高瀬 信尚:1, 音羽 泰則:1, 瀧口 豪介:1, 友野 絢子:1, 裏川 直樹:1, 金治 新悟:1, 山本 将士:1, 金光 聖哲:1, 山下 公大:1, 今西 達也:1, 角 泰雄:1, 鈴木 知志:1, 田中 賢一:1, 掛地 吉弘:1
1:神戸大学食道胃腸外科

【はじめに】教室では2005年より胸腔鏡下食道切除術を導入。2010年から腹臥位手術を導入。左上縦隔リンパ節郭清手技と反回神経麻痺ついて報告する。【手術手技】気胸併用分離換気、3D内視鏡を使用。胸部上部食道をテーピングして、肩甲骨内側より体腔外に牽引。気管を手前に牽引し気管軟骨壁と前方線維性被膜を露出。左反回神経を剥離して#106recLを含む脂肪組織を頭側から尾側に郭清、食道断端を牽引して#106tbL郭清を行う。超音波凝固切開装置による熱損傷回避の為、神経周囲の剥離、接触を避ける。【方法と結果】腹臥位食道切除術164例を対象。2010-2012年(前期群)と2013-2014年(後期群)の反回神経麻痺を比較。重症度はClavian-Dindo(CD)分類を用いた。前期群の麻痺は50.5%、CD分類grade II以上は20.4%であった。後期群ではそれぞれ31.1%、4.9%と改善を認めた。【結語】胸腔鏡下食道切術の定型化と工夫により、反回神経麻痺の低減が可能である事を報告した。
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