演題

OP-126-5

地方Medium volume病院における左側臥位食道切除術定型化 -気胸併用による下縦隔郭清の安定を目指して-

[演者] 金高 賢悟:1
[著者] 米田 晃:1, 峯 由華:1, 藤井 美緒:1, 平山 昂仙:1, 虎島 泰洋:1, 足立 智彦:1, 曽山 明彦:1, 日高 匡章:1, 北里 周:1, 藤田 文彦:1, 高槻 光寿:1, 黒木 保:1, 江口 晋:1
1:長崎大学移植・消化器外科

【はじめに】左側臥位胸腔鏡下食道切除術では、下縦隔での術野展開に助手の力量を要する。固定したチームの習熟が困難な当科では、定型化による手技の安定を目指し下縦隔操作に気胸を併用している。手技を供覧し短期成績について検討。【術式】上縦隔操作では出血の吸引操作のため気胸は併用せず。下縦隔操作では気胸併用し下縦隔は開大、横隔膜が伸展下降され、安定した手術操作が可能となる。【検討】2006年12月より2014年6月までに胸腔鏡下食道切除術を施行した72例を気胸群(22例)と従来群(50例)とで検討。【結果】胸腔内出血量は気胸群にて有意に少ない(195 vs. 250g, p<0.01)。気胸群にて下縦隔リンパ節個数は有意に多く(中央値5vs.2個、p<0.01)、肺合併症は有意に気胸法にて減少(4.5% vs.34%, p<0.01)。【まとめ】気胸併用した左側臥位胸腔鏡下食道切除術は、安定した下縦隔郭清と、肺合併症の軽減に効果がある。
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