演題

OP-126-3

食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術の定型化に向けた取り組みと周術期成績

[演者] 佐野 彰彦:1
[著者] 尾嶋 仁:1, 小澤 大悟:1, 小川 敦:1, 深井 康幸:1, 持田 泰:1, 酒井 真:2, 宗田 真:2, 宮崎 達也:2, 桑野 博行:2
1:群馬県立がんセンター消化器外科, 2:群馬大学病態総合外科

【背景】食道癌に対する左側臥位完全胸腔鏡下食道切除術の定型化に向けた取り組みとその周術期成績について検討。【対象】2009年8月以降に食道癌胸腔鏡下食道切除術を行った85例。T4を除く根治切除可能な全症例。【手術手技】左側臥位、1モニタ、分離肺換気、5ポートにて行う。CO2ガスにて気胸。奇静脈弓切離後106recR郭清。胸管と右気管支動脈温存、食道離断。中下縦隔郭清後に上縦隔左側郭清を行い胸部操作終了、15Fr. drain挿入。サルベージ手術では気管周囲郭清は控える。使用機器を統一しキット化、看護スタッフ向けにマニュアル作成。【結果】胸部操作時間209分。全例手術当日抜管。術後気管切開は2例(2.4%)のみで術前肺機能低下と有意に相関。サルベージ手術症例でも呼吸器合併症は1/6例のみ。術後在院日数中央値21日。【結語】食道癌胸腔鏡下手術は呼吸器関連合併症軽減につながり、手術全体の流れを共有することでより安全に施行出来ると思われる。
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