演題

OP-126-1

胸腔鏡下食道切除術の定型化と技術水準向上のための工夫

[演者] 竹村 雅至:1
[著者] 瀧井 麻美子:1, 吉田 佳世:1, 海辺 展明:1, 仁和 浩貴:1, 大嶋 勉:1, 菊池 正二郎:1, 笹子 三津留:1
1:兵庫医科大学上部消化管外科

我々は2010年4月より胸腔鏡下食道切除術を導入し、定型化のための工夫とトレーニングシステムの運用を行ってきた。2モニターで完全鏡視下に気胸を併用した左側臥位下に施行している。上・中縦隔で食道をテーピングし、食道を周囲組織とともに右側胸壁方向へ牽引することで縦隔左側の展開郭清を容易にしている。上縦隔左側は縦隔展開鈎とテーピングのカウンタートラクションで広い術野を確保している。2014年3月までに97例に本術式を適応し3例(3%)が開胸へ移行した。トレーニングシステムは、手順書での術式の確認とともに、腹部→下縦隔→中縦隔→上縦隔の順で約5例毎に執刀を行い次第に手術可能範囲を広げている。これまでトレーニング医の執刀の有無で手術時間・出血量・術後合併症には差が無かった。(結語)胸腔鏡下食道切除術は、術式の定型化により安全に施行可能で、トレーニングシステムにより技術水準の維持が可能である。
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