演題

OP-125-6

膜構造を意識した気胸併用左側臥位胸腔鏡下食道切除術の定型化

[演者] 佐藤 真輔:1
[著者] 大島 健志:1, 永井 恵里奈:1, 間 浩之:1, 瀧 雄介:1, 高橋 道郎:1, 京田 有介:1, 大端 考:1, 渡邉 昌也:1, 金本 秀行:1, 大場 範行:1, 高木 正和:1
1:静岡県立総合病院外科

【目的】2011年2月に胸腔鏡下食道切除術を導入し、71例に施行した。当院における定型化の工夫と手技を供覧する。【方法】体位は左側臥位、頭側1モニターによる完全鏡視下手術で人工気胸(AIRSEAL®)を併用。導入時は適応をcT1bN0の症例に限定し、2名が術者と第一助手を交互に務めた。60例経験した時点で術者を3名に増やし、適応を拡げて切除可能食道癌の標準術式とした。左上縦隔郭清はNo.106recLと交感神経心臓枝や胸管の層の間にあるMorosow間膜を意識した郭清を行う。初期の30例程度で同部の郭清手技は安定し、その後左上縦隔の郭清リンパ節個数が有意に増加した(2.79個vs5.38個、p=0.0067)。また心嚢面側からNo.112pulやNo.107、N0.109を十分に剥離することでNo.107、No.111の郭清を定型化できた。【結語】導入初期に2名が術者と第一助手を交互に経験することは術式の定型化に有効であり、約50例で切除可能食道癌に対する標準術式として定型化できた。
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