演題

OP-124-8

腹臥位胸腔鏡下食道切除の定型化手技と成績−音声付動画を用いて−

[演者] 桑原 史郎:1
[著者] 小林 和明:1, 松澤 夏未:1, 登内 晶子:1, 高橋 祐輔:1, 中村 陽二:1, 佐藤 大輔:1, 岩谷 昭:1, 横山 直行:1, 山崎 俊幸:1, 大谷 哲也:1, 片柳 憲雄:1
1:新潟市民病院消化器外科

2008年より腹臥位胸腔鏡下食道切除を145例に施行し手術時に術者と助手の音声入りDVDを作成している。当科での音声動画を用いた定型化手技について供覧する。【手技】完全腹臥位で7mmHgの気胸、シングルルーメンチューブ、6ポートとする。106rec L:食道を背側に牽引すると反回神経食道枝によりリンパ節と反回神経が食道とともに気管左側から気管背側に移動する。次いで反回神経のみを遊離させる。頸胸境界部では食道口側断端を右方に牽引するとリンパ節が手前に移動し頸部までの郭清が可能となる。気管分岐部周囲:心嚢面を先行剥離するとリンパ節が気管に衝立状に付着した状態となり出血の少ない肺枝を温存した郭清が可能である。下縦隔:助手の鉗子で心嚢・横隔膜間を開大させると郭清組織が衝立状となり横隔膜上から心嚢までの連続した郭清が可能である。【結語】音声動画を用いることで効率的な問題点の把握、定型化、技術の向上が可能と思われる。
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