演題

OP-124-2

胸腔鏡下食道切除術における徹底郭清と機能温存を目指した定型化

[演者] 山下 好人:1
[著者] 吉井 真美:1, 玉森 豊:2, 李 知浩:1, 山本 篤:1, 井上 透:1, 日月 亜紀子:1, 清水 貞利:1, 村田 哲洋:1, 金沢 景繁:1, 塚本 忠司:1, 久保 尚士:2, 大平 雅一:2, 平川 弘聖:2, 西口 幸雄:1
1:大阪市立総合医療センター消化器外科, 2:大阪市立大学腫瘍外科

我々の胸腔鏡下食道切除術は1期-小開胸併用左側臥位、2期-完全胸腔鏡下左側臥位、3期-腹臥位、4期-気胸併用左側臥位と変遷している。これは技術的進歩とともに徹底郭清と機能温存を追求した結果、現在の気胸VATSに辿り着いた。この術式を現在までに約140例に行い、ほぼ定型化されたと考えているのでその手技について報告する。気胸により術野展開は著明に改善した。また細径気管鉤を使用することでNo.106recの徹底郭清が可能となり、No.106recLにおいてはNon-lifting methodを提唱している。No.112aoの郭清においては過去のリンパ節再発症例の検討からLigaSure Vで大動脈を背側に押さえつけながらその左側背側にある脂肪組織を徹底的に郭清している。気管固有鞘の熱損傷を防ぐため、Opti 2 L字フック型電気メスでシャープな切離(cutting mode)を行い、No.106recLの郭清では細径気管鉤でしっかりと展開し、デバイスが気管に触れないように注意している。
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