演題

OP-122-7

造影CTを用いた絞扼性イレウスでの腸管壊死の予測

[演者] 青木 悠人:1
[著者] 山田 岳史:1, 安藤 文彦:2, 菅 隼人:1, 松本 智司:3, 小泉 岐博:1, 進士 誠一:1, 内田 英二:1
1:日本医科大学消化器外科, 2:坪井病院外科, 3:日本医科大学千葉北総病院外科

【背景】絞扼性イレウスは発症後の経過が急激で,診断の遅れが重篤な転機につながるため,迅速な診断・治療が求められる.造影CTが診断のgolden standardとされているが,腸管壊死の予測に有用な所見に一定の見解はない.我々は絞扼性イレウスの診断についてCT所見のスコア化(enhanced-CT Strangulation Ileus Diagnostic score: eSID score)の有用性を報告してきた.【目的】造影CTを施行し,手術した絞扼性イレウス症例を絞扼壊死期群および絞扼早期群に分け,eSID scoreや小腸壁最大CT値,消化管内容平均CT値による腸管壊死の予測が可能か検討した.小腸壁最大CT値に差はなかった.【結果】eSID score,消化管内容平均CT値は絞扼壊死群で有意に高値であった.【考察】絞扼性イレウスは,腸管温存可能な絞扼早期での手術が望まれるが,eSID score高値や消化管内容平均CT値高値となる症例ではすでに腸管壊死に陥っている可能性が高く,可及的速やかな外科手術を行う必要がある.
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