演題

OP-122-1

当院における腸閉塞に対する腹腔鏡下手術の検討

[演者] 芳賀 紀裕:1
[著者] 増田 典弘:1, 滝田 純子:1, 勝又 大輔:1, 伊藤 知和:1, 中島 政信:2, 山口 悟:2, 加藤 広行:2, 桑野 博行:3
1:国立病院宇都宮病院外科, 2:獨協医科大学第一外科, 3:群馬大学病態総合外科

【目的】当院における腸閉塞に対する腹腔鏡下手術施行症例の治療成績を検討。【対象】2005年7月から2014年8月までに腸閉塞に対し腹腔鏡下手術を施行した63例を対象。【結果】完全腹腔鏡下施行症例は22例(34.9%)、小開腹で施行例は26例(41.3%)。原因は癒着38例(60.3%)、バンド15例(23.8%)、内ヘルニア5例(7.9%)であり、腸切除を必要としたのは21例(33.3%)。術中合併症は9例(14.3%)に認め、内8例が腸管損傷であった。術後合併症は10例(15.9%)で、内4例に閉塞再発を認めたが保存的治療で軽快した。【考察】完全鏡視下で完遂できる症例が約1/3あり、特に開腹歴のない症例で腹腔鏡下手術は有用である。開腹が必要な際も、小開腹で施行可能な場合も多い。術中腸管損傷に注意が必要であるが、起こした場合にも損傷腸管を引き出しやすい部位で開腹できることもメリットの1つである。
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