演題

OP-121-7

十二指腸神経内分泌腫瘍の治療戦略の検討

[演者] 上村 直:1
[著者] 山本 有祐:1, 杉浦 禎一:1, 岡村 行泰:1, 伊藤 貴明:1, 蘆田 良:1, 宮田 隆司:1, 白井 久也:1, 高木 哲彦:1, 三原 規奬:1, 大木 克久:1, 甲賀 淳史:1, 内田 恒之:1, 板東 悦郎:2, 絹笠 祐介:2, 寺島 雅典:2, 上坂 克彦:1
1:静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科, 2:静岡県立静岡がんセンター消化器外科

【背景】十二指腸神経内分泌腫瘍(NET)の治療方針には今なお十分なコンセンサスはない。【対象・方法】2003年から2014年までの23例を対象とし、リンパ節転移・再発の危険因子を検討した。【結果】平均年齢63±8歳、男:女=14:9、第1部:第2-4部=15:8、平均腫瘍径11±10mm、G1:G2=15:8、壁深達度sm以内:mp以深=20:3。内視鏡治療を7例に施行し断端陽性2例に追加手術を施行した。手術治療を18例に施行し、術式は十二指腸部分切除11例、PD6例、幽門側胃切除1例。リンパ節転移を6例、リンパ節再発を1例に認め、この7症例の最少腫瘍径は6mmであった。単変量解析では62歳以下(p=0.02)、第2-4部(p=0.02)が有意に転移・再発と相関し、多変量解析では第2-4部(p=0.02)のみが独立した危険因子であった。【結語】腫瘍径6mm未満の十二指腸NETは局所切除を選択し得る可能性が示唆され、特に第2-4部の十二指腸NETはPDを初めとするリンパ節郭清を考慮した術式の必要性が示唆された。
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