演題

OP-121-4

肉眼的に他臓器浸潤を認めたGIST切除症例の検討

[演者] 西垣 貴彦:1
[著者] 高橋 剛:1, 西田 俊朗:2, 宮崎 安弘:1, 黒川 幸典:1, 山崎 誠:1, 宮田 博志:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科, 2:国立がん研究センター東病院消化器外科

(背景)GIST治療ガイドラインで定義されたclinically malignant因子の一つである他臓器浸潤を認めるGISTは完全切除後の再発のリスクが高いとされる。(対象)他臓器浸潤を認めたGIST切除8例を対象とした。(結果)年齢は中央値で63才、性別は男:女=4:4。浸潤臓器は横隔膜・膵臓・膀胱が各2例、肝臓・結腸・直腸・卵巣・子宮・腟が各1例であり合併切除を行った。病理学的には他臓器への進展を認めた症例はなかった。術前または術後化学療法は6例で行われた。術後観察期間の中央値は51.9ヶ月(16.6~151.5ヵ月)であり、3例に再発を認めた。(まとめ)肉眼的に他臓器浸潤を認めたGIST、病理学的には腫瘍細胞の他臓器への浸潤は認めず、炎症性癒着が原因と考えられた。一方、その再発リスクは高く、手術による完全切除とイマチニブ投与による集学的治療が重要と考えられた。
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