演題

OP-121-3

高齢者GIST患者に対する治療成績の検討

[演者] 江藤 弘二郎:1
[著者] 岩槻 政晃:1, 吉田 直矢:1, 泉 大輔:1, 杉原 栄孝:1, 清住 雄希:1, 大内 繭子:1, 中村 健一:1, 小澄 敬祐:1, 徳永 竜馬:1, 原田 和人:1, 藏重 淳二:1, 辛島 龍一:1, 日吉 幸晴:1, 馬場 祥史:1, 岩上 志朗:1, 坂本 快郎:1, 宮本 裕士:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【背景】高齢化社会の到達に伴い75歳以上の消化管間質腫瘍(GIST)患者が増加しているが治療成績に関してはこれまで十分に明らかにされていない。【方法】2000年4月~2014年3月までに当科で治療したGIST90例を対象とし、75歳以上の高齢者群(E群)と75歳未満の非高齢者群(NE群)に分け比較した。【結果】E群は17例(18.9%)で、有意に併存症が多かった(p=0.021)。外科的切除はE群15例・NE群では59例に施行されたが、術後合併症の頻度に両群間に差を認めなかった。薬物療法に関しても副作用の頻度に両群間に差を認めなかった。全生存期間・無病再発期間・無増悪生存期間ともに差を認めなかった。全生存期間において、単変量解析を行うとJoensuuリスク分類のみが有意差を認めた(p=0.014)。【考察】高齢者においてガイドラインに従い治療を行った場合、非高齢者と同等の治療成績が期待でき、身体状況が許せば標準治療を行うべきと考えられた。
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