演題

乳房温存症例に対する術中照射症例の腋窩再発に関する検討

[演者] 武内 大:1
[著者] 都島 由希子:1, 中西 賢一:1, 林 裕倫:1, 角田 伸行:1, 菊森 豊根:1
1:名古屋大学乳腺・内分泌外科

当院ではSLNB陰性かつ切除断端陰性症例で、切除断端への術中照射(IORT)の臨床試験を実施している。IORTでは腋窩が照射野に入らないため、ALNRの増加が危惧される。【目的】乳房照射症例(ART)とIORTのALNRを比較。【方法】IORTと、同時期に実施したSLNB陰性かつARTを行った温存手術症例のALNRを後ろ向きに比較【結果】2007年から2011年の間にARTは143例、IORT37例。患者背景(ART、IORTの順)。平均年齢52歳と65歳(p<0.01)、臨床的腫瘍径1.7㎝と1.4㎝(p=0.016)、DCIS: 25例と3例(p=0.2)、浸潤径1.4㎝と1.1㎝(p=0.14)、pSLN陽性7例と1例(p=0.5)。ER陽性111例と34例(p=0.17)、HER2陽性20例と3例(p=0.4)。化学療法施行43例と4例(p=0.006)、ホルモン療法施行83例と28例(p=0.25)。平均フォロー期間59ヶ月でALNRはART: 2例、IORT: 0例(p=1.0)。【結論】IORTは腋窩が照射野に含まれないが、ARTと比較してALNRは増加しない。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版