演題

乳癌に対する術前化学療法後乳房温存療法における局所再発に関する検討

[演者] 重川 崇:1
[著者] 杉谷 郁子:1, 島田 浩子:1, 杉山 迪子:1, 廣川 詠子:1, 上田 重人:1, 竹内 英樹:2, 浅野 彩:2, 長谷部 孝裕:3, 大崎 昭彦:1, 佐伯 俊昭:1
1:埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科, 2:埼玉医科大学乳腺腫瘍科, 3:埼玉医科大学国際医療センター病理診断科

術前化学療法(neoadjuvant chemotherapy:NAC)後乳房温存療法(breast conserving therapy:BCT)症例における局所再発(local recurrence:LR)に関する検討。対象は2007年4月~2010年3月、Stage II、III乳癌に対してアンスラサイクリンとタキサンによるNAC施行後に根治手術をした101例。乳房温存症例に対する術後放射線治療は全症例に施行。乳房温存術は46例、乳房切除術は55例に施行。両手術群における化学療法前後の腫瘍径・化学療法による腫瘍縮小径中央値に有意差なし。乳房温存術群における断端陽性例は6例(13.0%)で4例にブースト照射、2例に追加手術を施行。術後観察期間中央値4年11か月でLR8例(7.9%)、うち7例は遠隔再発も併存。手術からLRまでの期間中央値は1年8か月。LRのうちBCT後温存乳房内再発2例。NAC後BCT症例での温存乳房内再発率は4.3%で局所コントロールは良好。温存乳房内再発2例はともに切除断端陽性でブースト追加照射を行った症例であった。
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