演題

SY-4-5

当院におけるB型大動脈解離に対する低侵襲治療戦略

[演者] 阪本 朋彦:1
[著者] 倉谷 徹:2, 四篠 崇之:1, 渡辺 芳樹:1, 鳥飼 慶:1, 吉川 泰司:1, 上野 高義:1, 戸田 宏一:1, 澤 芳樹:1
1:大阪大学心臓血管外科, 2:大阪大学低侵襲循環器医療学

(背景)大動脈解離に対するTEVARは、急性解離に対してはその有用性が示されているが、慢性解離に対しては一定していない。当院でのready-made deviceを用いた低侵襲治療の有用性を報告する。 (対象,方法)2008〜2014年6月にTEVARを施行した偽腔開存型またはPartial thrombosis typeのB型解離150例。(結果)男女比114:36,平均年齢60歳, 発症〜手術までの期間(duration)は平均958日、中枢側landingはZone0;21, zone1;7、zone2;30, zone3以降:92例。手術死亡率1.3%、病院死亡2.6%。大動脈イベント(AoE)14例、AoE回避率91%/3y、89%/5y、duration1年以内のA群と1年以降のB群のAoE回避率はA群98%/3y、98%/5y、B群91%/3y、85%/5yで有意にA群の回避率が高かった。(結語)当院における大動脈解離に対する治療戦略を用いた低侵襲治療の成績は早期、中長期成績ともに良好であった。今回の遠隔成績より、発症より早期でのTEVARが治療成績を向上させる事が示唆された。
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